2014年1月22日水曜日

珈琲事始。

今年に入ってから、コーヒーをペーパードリップで淹れるようになりました。
そもそもコーヒーは苦手で、子供の頃は香りも苦手でした。
大人になって、眠気冷ましにカフェオレを飲むようになりましたが、もちろんこだわりなんてものはなく、安いインスタントでコーヒーより牛乳の方が多い、もはやコーヒー風味の牛乳のようなものを飲んでいました。
それがどうして急にペーパードリップに変えることにしたか。



味でも香りでもなく、ただコーヒーをペーパードリップで淹れる仕草に憧れたのでした。

友達の家で淹れてもらったり、カフェで見たりするたびに、その丁寧な仕草と実験しているような一連の流れにうっとりしていました。
なにより、そっとお湯を注いで、コーヒーが落ちるのを待つ時間がとても好きです。

自分でペーパードリップでコーヒーを淹れてみてわかりましたが、とても丁寧に淹れないとおいしいコーヒーができないんですね。
初めて淹れたときは、コーヒーの量を間違えたり、お湯の注ぎ方が悪くて、人生で一番おいしくない一杯になってしまいました。
それから何度も練習してようやくそこそこおいしいコーヒーを淹れられるようになりましたが、まだ一杯を淹れるのに四苦八苦しています。
ペーパードリップにはまって、インスタントコーヒーのすごさに改めて気づくってなんていう逆説。
それでもペーパードリップでおいしいコーヒーを淹れることはあきらめませんけど。

今年の終わりには、この日記を見て笑えるくらいにおいしいコーヒーが淹れられるようになっているといいなと思っています。




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